えど参る!第3回は電気の利用プログラミング学習セットWeDoシリーズ(ナリカ)を使って、電気の制御実験にチャレンジします。
電気の利用プログラミング学習セットWeDoシリーズとは
レゴ®WeDo 2.0 基本セットに加え、第6学年理科 電気の利用で使うレゴ専用のスイッチセットと手回し発電機、メーター付コンデンサー、台座付豆電球がついたセットです。
ソフトウェアは、専用のWeDo 2.0 ソフトウェアで、ブロックを使ったビジュアルコーディングができます。
レゴ®WeDo 2.0 基本セットのすべてのプロジェクトに加え、理科の電気実験もカバーしたよくばりなキットです。
電気の利用プログラミング学習セットで電気実験にチャレンジ
チャレンジでするべきこと
・電気の利用プログラミング学習セットWeDoシリーズを使用して、人がいると点灯、いなければ消灯する照明を作成してみる。
1.セット内容を確認
今回は組立済みセットであるWeDo-AMGを使用します。手回し発電機とみのむしクリップ、台座付き豆電球等電気の利用セットも入っています。
2.ソフトウェアを立ち上げる/3.スマートハブと接続/4.コーディング
上記の工程は内容が重なるので割愛します。
当記事からご覧の方は、先に第2回の記事をご覧ください。
今回は、以下のようなコードになりました。
ポイントは第2回のチャレンジと同じく、一回モーターを止め、条件を入れて動きをコントロールすることです。
まずはモーターを止めるブロック(緑色)と砂時計ブロック(黄色)を繋ぎ、砂時計ブロックの下には、条件であるモーションセンサーが近づいたらブロック(橙色)を繋ぎます。
そして動作はモーターの左回転ブロック(緑色)をくっつけます。
電気を点灯、消灯といったブロックはありません!モーターを使って、金属板を動かしてスイッチを通電させることで、電気をつけるのです!!
逆に消灯の際は、モーターを右回転させます。
この部分が、他の教材と大きく違う特徴です。
スイッチの仕組みが目で見えるので、メカニズムの理解が深まりそうですね。
アームを下してスイッチオンが上、アームを上げてスイッチオフが下です。
5.実機で確認
ついに実機確認です!
手をかざしてみると、モーター制御のアームが動いてカチッ!っとスイッチがつきました。
※平行な場所で実験しないと、アームとスイッチの接点がうまく繋がらず、スイッチがつきません。
この間、コンデンサーのメーターはどんどん減り続けます。これは分かりやすい!!
6.番外編
さて、番外編はスクラッチにチャレンジです。
スクラッチにもレゴ®WeDo 2.0シリーズは対応しています。
まずはスクラッチの画面を開き、左下にあるブルーの「+」ボタンを押し、拡張機能を追加します。
拡張機能の中から「LEGO Education WeDo2.0」を選択します。
すると以下のような画面になります。
Scratch Linkがインストールされ、実行中であることを確認してください。
Bluetoothが有効になっていることを確認して下さい。
というメッセージが出ますので、手順に従いデバイスとスマートハブを接続します。
実行するプロジェクトは、第2回チャレンジで使用した扇風機です。
拡張機能を追加することで、WeDo2.0というブロックカテゴリがスクラッチ内に表示されるので、それを使用しコードを組んでみました!!
第2回に続いて第3回もレゴでお届けしましたが、どうでしょう。
レゴは何でもできるといった印象ですね。
理科だけでなく総合的な学習の時間、家庭学習と幅広い用途をカバーしています。
値段はそこそこですが、長く使っていただけるのではないでしょうか。