SDGsに対する取り組み
我々八倉商店は創業以来70年に渡り、教育現場に必要な物資や教材を提供することで教育現場を支えてまいりました。
そして2019年からはSupport to create the future through Educationを掲げ、社会構造、教育の環境変化による「困りごと」に対応した包括的サービスを目指すことで、教育機関の発展及び子供たちの育成支援を通じて、社会に貢献できる企業を目指しております。
SDGsの目標4は当社理念の本質そのものであり、当社も身の丈にあった目標を掲げ、この取り組みの課題解決に努めてまいります。
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
ちなみに我が国は、SDGs達成ランキングにおいて15位(156国中)で、唯一達成しているのが「目標4:質の高い教育をみんなに」ということですが、地域別に見るとどうでしょうか。
当社が位置する大阪では、全国学力・学習状況調査では全国平均と比較すると大きな課題が生じております(2019年時点)。
もちろんこれは単純な指導の良し悪し問題ではなく、貧困由来の教育格差等が背景にあると言われておりますが、国内においても格差が生じているのというのは間違いありません。
当社は、当社のサービス(適切な教材の提供及びその導入支援)を通してこの状況を少しでも改善するため行動することが、当社に適うSDGsへの真の貢献であり、社会への貢献であると認識しております。
Society5.0とSDGsに対する取り組み
我が国が目指す社会実現のため、関連の法改正がなされる中、教育現場は急速なICT化を要求されております。
初等教育では2020年からプログラミング教育が導入され、教育は大きな転換期を迎えました。
そこで発生し、且つ表面化されず認識されていない課題、例えば“有用な情報の収集”問題(情報は氾濫しているが何を信用していいのかわからない)、“導入の問題”の問題(導入時、支援員が不足しており担当者1人に付加がかかり過ぎる)等を解決していくことも当社が取り組みべき課題であり、「誰一人取り残さない」社会への貢献であると考えております。
その取り組みのため、当社は教育情報化コーディネータ認定委員会認定資格「ICT支援員」を取得し、教育現場への導入支援等のサポートを積極的に行っております。
SDGs: Sustainable Development Goals
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで策定され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの普遍的な国際目標のことです。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、「地球上の誰一人として残さない」こと掲げて先進国も途上国も取り組むべき課題とされています。